受診する時期は、どのタイミングで移植を受けるかによって変わります。透析導入前に移植を目指す場合は、主治医から腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)の提案を受けたタイミングで、移植施設の受診をお勧めします。この時点でCKDステージ4相当と思われますので、移植に向けて準備を始めてもよい時期です。CKDステージ5(eGFR<15ml/min)になると、導入前移植が実施可能です。ただし、レシピエントとドナーを十分に検査して手術を行う必要がありますので、準備には数カ月を要します。事前にご家族で移植について話し合いをしておくとスムースです。
もちろん、すでに透析を始められている方でも移植について随時相談可能です。透析担当医を通じてご連絡いただければ、病状の把握もスムースです。