グリーンリボンは、
移植医療のシンボルマークです。
移植医療とは、病気などの理由で臓器の機能が低下し
移植でしか治療できない患者さんと、
死後に臓器を提供したいという方を結ぶ医療です。
一部の臓器では、健康な方から臓器の一部を提供していただく生体移植も行われています。
現在、日本で臓器の提供を待っている方は約14,000人おられますが、
その中で実際に移植を受けられる人は年間1〜2%です。
ほとんどの人が待っている間に亡くなられたり、待つことを諦めたりしています。
また、臓器提供は亡くなる方の権利の1つであるにも関わらず、
国民の12.7%しか臓器提供の意思表示をしていません。
これまで私たちは移植医療に携わる病院として、
患者会や地域のプロスポーツチームの協力を受けて移植医療の普及活動を行ってまいりました。
しかし、臓器提供や提供の意思表示が少ない事実を
十分に市民の皆様に届けることはできておりませんでした。
そこで、移植医療のシンボルマークをあしらったグリーンリボンマスクを作成し、
多くの人達と着用・共有することで、
市民の皆様へ移植医療や臓器提供意思表示の尊さを伝えられないかと考えました。
これがグリーンリボンマスクキャンペーンです。
移植を待つ患者さんは『移植はしたいけど、人の死を望む人間にはなりたくない』
という葛藤と常に戦っておられます。
グリーンリボンマスクによって、移植医療や臓器提供について
職場や家族の皆様と話し合えるキッカケづくりが出来たら幸いです。
救える命・こころがあります
グリーンリボンマスクをつけて
臓器提供について考えてみませんか
自分のため、大切な人のために
2023年度 Green Ribbon Campaign DAY
2023年度も、臓器移植普及推進月間である10月22日に、東京ヴェルディホームゲームで、4回目となるグリーンリボンキャンペーンを開催いたしました。
臓器移植普及推進月間となりました。
今年はグリーンリボン型のモニュメントを作成し、10月1日に井の頭恩賜公園で行っている臓器移植普及推進キャンペーンに参加して参りました。
臓器提供意思表示の啓発動画が出来ました。
日本工学院八王子専門学校の映像学科の生徒さんが、夏休み等を削ってボランティアで制作してくださいました。
10月22日(日)に『Green Ribbon Campaign』を開催します。
2022年も臓器提供普及推進月間である10月に、東京ヴェルディ共同企画で『グリーンリボンキャンペーン』を行いましたが、今年も10月22日に味の素スタジアムにて『Green Ribbon Campaign』を行う運びとなりました。
日本工学院八王子専門学校の授業でお話ししました。
移植医療を知らない人に伝わる臓器移植普及推進の映像が欲しいと思い、医療関係者ではない視点での映像制作をしてもらえないかと、当院と同じ八王子市にある日本工学院八王子専門学校の放送芸術科の授業に...
東京ヴェルディ共同企画「Green Ribbon Match」が開催されました。
10月15日に3年ぶりに東京ヴェルディのホームゲームで、『Green Ribbon Match』と銘うって、グリーンリボンキャンペーンを開催致しました。
第53回日本移植学会総会で当院の取り組みについて発表しました。
2022年10月13~15日に名古屋で開催された日本移植学会で、グリーンリボンマスクキャンペーンを含めた当院での臓器移植普及推進活動についての発表と、参加されている方へのマスク配布をさせていただきました。
臓器移植普及推進キャンペーンにグリーンリボンマスクをつけて参加しました。
2022年10月2日、腎臓病の患者会であるNPO法人東京腎臓病協議会の井の頭公園でのキャンペーンに、グリーンリボンマスクをつけて参加しました。
10月は臓器移植普及推進月間です。
今月はグリーンリボンキャンペーンに力を注ぎ、1人でも多くの方に臓器移植や意思表示の大切さをお伝えしていきたいと思います。